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光コンセントの工事は、電柱から光ケーブルを引き込み、壁に光コンセントを設置してONUとつなぐまでの作業です。
この記事では以下ポイントについて、電気工事士の視点から解説します。
- 工事の流れ
- 費用の内訳
- 電気工事業者に相談したほうがよいケース
光コンセントの工事ではどんな作業をする?

光コンセントの工事は、屋外からの光ケーブルの引き込みと、壁への光コンセントの設置、そしてONUとの接続確認までの一連の作業を指します。
すでに光コンセントが設置済みであれば引き込み工事は不要で、自分で機器をつなぐだけで利用を開始できます。
以下では、戸建てと集合住宅それぞれの工事の流れを具体的に見ていきます。
戸建てで光コンセントを設置する工事の流れ
戸建ての工事は以下の3段階で進みます。
- 電柱からの引き込み
- 光コンセントの設置
- 機器の接続確認
まず住宅近くの電柱から光ケーブルを引き込み、次に室内の壁に光コンセントを設置し、最後にONUやルーターと接続して信号を確認します。
マンションやアパートで光コンセントを設置する工事の流れ
集合住宅の工事は、共有部分への引き込みと各部屋への配線という2段階が必要になる分、戸建てより工程が1つ増えます。
まず電柱から共有部分まで光ファイバーを引き込み、共有部の配電盤(MDF)で分岐させたうえで、各戸まで光ケーブルを配線して光コンセントを設置します。
配線方式には以下方式があり、建物によって速度や工事内容が変わります。
- 光信号のまま各戸へ届くひかり配線方式
- LANケーブルで分配するLAN方式
- 電話線を使うVDSL方式
共有部の配電盤の解錠に管理会社の立ち会いが必要になる場合もあり、これが工事日程に影響することがあります。
工事時間
工事時間はおよそ2時間で、お客さま自身か代理の方の立ち会いが必要です。
申し込みから工事日までは通常2週間程度が目安ですが、引っ越しシーズンなどの繁忙期は数か月待ちになることもあります。
入居日が決まっている場合は、できるだけ早めに申し込んでおくと安心です。
光ケーブルの引き込みで壁に穴をあけるのはどんなとき?
光ケーブルは、まず電話用の配管かエアコンダクトを通す方法が優先され、どちらも使えない場合に限って壁への新規の穴あけが検討されます。穴の直径はおよそ1cm程度で、穴あけの要否は工事当日に業者が訪問してから判断されます。
私は現場に立ち会うことも多いのですが、電話用の配管がそのまま使えるケースが最も多く、穴あけまで至る住宅は一部にとどまっています。
賃貸住宅で壁に穴をあけたり金具をビス止めしたりする場合は、事前に管理会社や大家さんの許可が必要です。
退去時に光コンセントを残すか撤去するかは物件ごとに扱いが異なります。
光コンセントを自分で取り付けられない理由
光コンセントの新規設置は、回線事業者と契約したうえで、専門の工事担当者が対応する作業です。光ファイバーは芯線が非常に細く、接続には融着接続や検査機器を使った作業が必要なため、一般の方が自分で光コンセントを増やすことはできません。
光コンセントがない部屋でインターネットを使いたい場合は有線LANの延長やWi-Fiの活用が現実的な選択肢になります。
関連記事:「光コンセントがないときはどうすればいい?確認方法と工事の流れや費用を電気工事士が解説!」
光コンセントの工事費用はいくらかかる?

光コンセントの新規設置工事費は、NTT西日本の公式データで22,000円(税込)が目安です。以下では内訳と、費用が変わる主なケースを具体的に見ていきます。
NTT西日本とNTT東日本の光コンセント設置工事費の内訳
屋内配線を伴う新規設置は、NTT西日本・NTT東日本のいずれも22,000円(税込、公式サイト申し込みの場合)が標準的な工事費です。以下が内訳です。
- 基本工事費:8,250円
- 交換機等工事費:1,100円
- 屋内配線工事費:10,340円
- 回線終端装置工事費:2,310円
すでに光ファイバーが引き込まれ、光コンセントも設置済みの無派遣工事であれば、工事費は3,300円まで下がります。
光コラボレーション事業者(ソフトバンク光やドコモ光など)を利用する場合は、この工事費に加えて事業者ごとの割引や独自料金が適用されることもあるため、契約前に見積もりで確認しておくと安心です。
土日や配管不良で光コンセントの工事費が上がるケース
土曜・日曜・祝日に工事を行う場合、通常の工事費に3,300円が加算される仕組みがあります。ただし現在はこの加算を無償化するキャンペーンが実施されているため、対象時期であれば実質的な負担は発生しません。
配管に不具合があり、専用工具で配線経路を確保する追加工事が必要になった場合は、開通工事と同日で15,400円、別日での実施では29,700円がかかります。
築年数の古い住宅や、電話用配管が細い建物では、事前に配管の状態を確認しておくと当日の工事中断や追加費用を避けやすくなります。
配管の詰まりが事前に分かっている住宅は、電気工事レスキューセンターのように現場を先に確認できる業者へ相談しておくと工事日程も費用も見通しが立てやすくなります。
光コンセントの工事で電気工事業者を呼ぶべき5つのケースとは?

光コンセントそのものの新規設置や移設は、回線事業者との契約に基づく設備工事のため、電気工事業者が代わりに行うことはできません。一方で、その前後にある宅内の電気・配線トラブルは、電気工事業者の領域です。
次の5つのケースでは電気工事業者への相談が近道になります。
- 光ファイバーを通す配管が詰まっているときやつぶれているとき
- 光コンセントのない部屋へ有線LANを延ばしたいとき
- ONUやルーターの近くに電源コンセントが足りないとき
- 光コンセントの位置を別の部屋へ移したいとき
- 新築やリフォームで光コンセント用の配管を壁に通したいとき
以下でそれぞれのケースを詳しく解説します。
光ファイバーを通す配管が詰まっているときやつぶれているとき
電話用の配管に古い配線くずが詰まっていたり、経年でつぶれていたりすると、光ケーブルの引き込み工事が当日に中断してしまうことがあります。
電気工事業者は、通線ワイヤーを使って配管の通り道を先に確認し、詰まりがあれば配管の補修や新設で対応できます。回線工事の予約前に配管の状態を確認しておけば、工事当日の日程が崩れるリスクを減らせます。
電気工事レスキューセンターでは、現場を確認したうえで見積もりを提示し、見積外の追加費用は発生しない体制を取っています。
光コンセントのない部屋へ有線LANを延ばしたいとき
光コンセントは宅内に1か所しか設置されないため、リビングに設置された光コンセントから、書斎や寝室など別の部屋でも安定した通信を使いたいという相談は少なくありません。選択肢は主に以下3つあります。
- LANコンセントを増設して壁の中に配線する方法
- メッシュWi-Fiで電波を中継する方法
- 市販の延長ケーブルを床に這わせる方法
在宅勤務でオンライン会議を頻繁に行う部屋には、電波の状況に左右されにくい有線LANの増設が向いているでしょう。
賃貸住宅で壁の中に配線を通すのが難しい場合は、モールを使って配線を壁面に沿わせる方法であれば原状回復もしやすくなります。
電気工事レスキューセンターのLAN配線工事は5,000円から対応しており、写真や動画をLINEで送るだけで見積もりの相談ができます。
ONUやルーターの近くに電源コンセントが足りないとき
ONUやホームゲートウェイ、ルーターはそれぞれに電源が必要で、置き場所によってはコンセントの数が足りずタコ足配線になりがちです。
コンセントの増設や交換は一般用電気工作物の設置・変更にあたるため、電気工事士の資格を持つ人しか行えません。無資格でのコンセント増設は法律違反となるだけでなく、漏電や発火のリスクも伴います。
タコ足配線のまま使い続けると、発熱による火災のリスクも高まります。ネットワーク機器を集約する場所を決めたら、あわせて電源の数も確認しておくと、あとから配線がごちゃつくのを防げます。
電気工事レスキューセンターには第一種・第二種電気工事士が在籍し、第三者賠償責任保険にも加入したうえで対応しています。
光コンセントの位置を別の部屋へ移したいとき
光コンセントの設置場所を後から変更したい場合、これは電気工事業者ではなく回線事業者への申し込みが必要な作業になります。
光コンセントは宅内に1か所のみ接続される仕様のため、最初の工事で設置場所を決める段階から、家具の配置やルーターの置き場所まで見越しておくことが、あとからの移設工事を避ける近道です。
すでに移設したいケースに直面している方は、回線事業者に相談する前に電気工事業者に相談すれば、有線LANの延長で希望の部屋まで届く場合もあります。
新築時に光コンセント用の空配管を入れる位置の決め方
新築の場合、以下3ステップで工務店と打ち合わせておく必要があります。
- 光ケーブルの引き込み口をどこにするか
- ONUやルーターを置く部屋はどこか
- 各部屋へのLAN配管をどこまで延ばすか
私は、将来の模様替えも考えて、光コンセントの候補地を主寝室とリビングの2か所に用意しておくことをすすめています。
着工後に配管を追加するのは壁を壊す必要があり、費用も手間も大きく増えてしまうためです。
リフォームで後から光コンセント用の配管を通す方法
すでに完成した壁の中に配管を通す場合は、天井裏や床下を経由する隠ぺい配管と、壁面に沿わせるモール配線のどちらかを選ぶことになります。
隠ぺい配管は見た目がすっきりする一方、壁や天井の構造によっては施工できない箇所もあるため、事前の現場確認が欠かせません。
電気工事レスキューセンターでは現場を確認したうえで見積もりを提示し、見積外の追加費用が発生しない仕組みで対応しています。
光コンセントの工事に関わる依頼先はどう選べばいい?

光コンセントの工事に関する相談先は、作業の内容によって回線事業者と電気工事業者のどちらかに分かれます。依頼先を間違えると、対応できないと断られて二度手間になることもあるため、まずは役割の違いを整理しておきましょう。
回線事業者と電気工事業者の役割分担を見分ける方法
光ファイバーの引き込みと光コンセントそのものの設置・移設・撤去は、契約している回線事業者(NTT東日本・NTT西日本や光コラボ各社)の担当領域です。
一方、光コンセントの手前や奥にある宅内の配管整備、コンセントの増設、有線LANの延長工事は電気工事業者が対応できる領域になります。
| 作業内容 | 依頼先 | 必要な資格 |
|---|---|---|
| 光コンセントの新規設置・移設・撤去 | 契約中の回線事業者 | 回線事業者の工事担当者 |
| 配管の詰まり解消・新設 | 電気工事業者 | 電気工事士(配管内容による) |
| コンセントの増設・交換 | 電気工事業者 | 第一種・第二種電気工事士 |
| 有線LANの延長配線 | 電気工事業者 | 作業内容により異なる |
切り分けたうえで、それぞれの窓口に相談すると、対応の早さが変わってきます。
電気工事業者の見積もりで確認したい3つのポイント
電気工事業者を選ぶときは、以下3点を確認すると判断しやすくなります。
- 資格者が在籍しているか
- 確定見積もりのあとに追加費用が発生しないか
- キャンセル時の条件はどうか
資格の有無は工事の安全性に直結し、見積もりの明確さは想定外の出費を防ぐ材料になります。
電気工事レスキューセンターは、第一種・第二種電気工事士が在籍し、現場確認後の見積もりに納得できなければキャンセル料はかかりません。
出張見積もりは無料で、24時間365日の相談を受け付けており、法人であれば請求書払いにも対応しています。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀のほか、東京や名古屋のエリアページも用意されているので、対応エリアかどうかもあわせて確認してみてください。
まとめ
光コンセントの工事は、光ケーブルの引き込みから光コンセントの設置、機器の接続確認までの一連の作業で費用の目安は22,000円、すでに設備がある無派遣工事なら3,300円まで下がります。
配管の詰まりや電源不足、別室への有線LAN延長といった宅内側の課題は回線事業者とは別に電気工事業者への相談が近道です。
配管の状態やコンセントの増設に不安がある方は、電気工事レスキューセンターの出張見積もり無料・現場確認後の追加費用なしのサービスをご検討ください。
写真や動画をLINEで送るだけで相談でき、24時間365日対応しているので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
よくある質問
光コンセントの工事で壁に穴をあけられますか?
電話用配管やエアコンダクトが使えない場合に限り、直径1cm程度の穴をあけることがあります。賃貸住宅では事前に管理会社や大家さんの許可が必要です。
光コンセントの工事は何日くらいかかりますか?
申し込みから工事日までは通常2週間程度が目安ですが、引っ越しシーズンなどの繁忙期は数か月待ちになることもあります。工事当日の作業時間はおよそ2時間です。
光コンセントがあっても電気工事業者に相談したほうがいいケースはありますか?
配管の詰まり、電源コンセントの不足、別室への有線LAN延長、新築・リフォームでの配管計画などは、回線事業者ではなく電気工事業者が対応する領域です。宅内の配線や電源に不安がある場合は、回線を申し込む前に相談しておくと工事当日の中断を避けやすくなります。
電気工事業者を選ぶときに確認しておくべきことは何ですか?
電気工事士の資格者が在籍しているか、現場確認後の見積もりに追加費用が発生しないか、キャンセル時の条件はどうかの3点を確認しましょう。電気工事レスキューセンターは資格者が在籍し、出張見積もりが無料で、見積もり後の追加費用が発生しない体制を取っています。
