この記事のポイント
  • 電線の絶縁体の劣化によって、電線の外へ電流が漏れているのが漏電
  • 漏電ブレーカーは定格感度電流30ミリアンペア以下で作動するため、法令基準の1ミリアンペアを超えていてもブレーカーが落ちない範囲の漏電が存在します
  • 30ミリアンペアの漏電が24時間続いた場合でも電気料金は1か月あたり約67円にとどまるため、電気代の変化は漏電の判断材料になりません
  • 分電盤の安全ブレーカーをすべて切っても漏電ブレーカーが落ちる場合、電気工事士の資格がなければ対応できません
  • 分電盤内部の配線やコンセントの交換は免状を持つ者しか従事できない

「洗濯機を回していたら家中の電気が消えた」「金属部分に触れたときにピリッとした」といった出来事が重なると、漏電を疑いながらも、何から手をつければいいのか分からなくなります。

ブレーカーを上げれば一度は復旧するだけに、このまま様子を見ていいのか判断がつきません。

この記事では、大阪を中心に24時間体制で電気トラブルの現場に入っている電気工事レスキューセンターの視点から、漏電の見分け方、自宅でできる確認手順、放置した場合のリスク、依頼先と費用の目安までを順に整理します。

漏電調査なら電気工事レスキューセンター

漏電とは?漏電とは?

漏電とは、本来なら電線の中だけを通るはずの電気が、外へ漏れ出している状態を指します。電気の逃げ道ができてしまうため、そこに人が触れれば感電し、熱がたまれば火災につながります。

ここでは以下を解説します。

  • 漏電が起きる仕組み
  • よく混同されるショートや電気の使いすぎとの違い
  • 漏電ブレーカーが作動しない漏電が存在する理由

漏電が起きる仕組み

家庭に届く電気は、銅線などの導体を絶縁体で覆ったケーブルの中を流れています。この絶縁体が電気を外に逃がさない壁の役割を果たしているため、普段は電線に触れても感電しません。

ところが絶縁体は永久には持ちません。熱、紫外線、湿気、振動、物理的な傷によって少しずつ性能が落ちていきます。

壁の役割が弱まると、電気は水道管のひび割れから水が染み出すように外へ逃げ始めます。これが漏電です。

どの程度まで下がると危険なのかは、経済産業省が定める電気設備に関する技術基準を定める省令の第58条で規定されています。

一般家庭の100V回路が該当する対地電圧150V以下の区分では、0.1メガオーム以上を保つことが求められます。200V回路では0.2メガオーム、300Vを超える回路では0.4メガオームが下限です。

漏電とは感覚的な不調ではなく、こうした数値で判定できる現象です。

漏電とショートとアンペアオーバーの見分け方

分電盤を見れば、どの現象が起きているかはその場で判別できます。落ちているブレーカーの種類が答えを示すためです。

落ちたブレーカー 起きている現象 取るべき行動
漏電ブレーカー
(テストボタン付きの中央のもの)
漏電 原因回路を特定してから復電する
アンペアブレーカー
(左端の主幹)
電気の使いすぎ 家電の使用を減らして上げ直す
安全ブレーカー
(右側の小さいもの1つだけ)
その回路の過負荷かショート その部屋の家電を減らすか点検する

ショートは、電圧の異なる2本の電線が直接触れ合って大電流が流れる現象です。瞬間的に大きな音や火花を伴い、その回路の安全ブレーカーが落ちます。

電気の使いすぎは契約アンペアを超えた状態で、家全体の電気が消えるものの危険性はありません。

3つのうち、放置してはいけないのは最初の漏電だけです。使いすぎは家電を減らせば解決し、ショートは原因箇所が明確に分かります。

漏電は原因が壁の中に隠れたまま進行するため、気づいた時点で対応が必要になります。

漏電ブレーカーが落ちない漏電もあるのはなぜ?

漏電ブレーカーが作動していないから安全だ、という判断は成り立ちません。ブレーカーが反応しない範囲の漏電が確実に存在するためです。

住宅用の漏電ブレーカーは、感電事故の防止を目的として定格感度電流30ミリアンペア以下、動作時間0.1秒以内という仕様で設計されています。

一方、法令上の許容漏えい電流は1ミリアンペア以下です。この2つの数値を並べると、1ミリアンペアを超えて30ミリアンペア手前までの漏電は、法令基準を割っているにもかかわらず漏電ブレーカーが作動しません

この範囲の漏電でも、接続部で熱がたまれば、時間をかけて発火に向かいます。

漏電しているときに現れるサインは?

漏電しているときに現れるサインは?

漏電に気づくきっかけとして最も分かりやすいのは漏電ブレーカーが落ちることです。ここではブレーカー以外に現れる4つの症状を取り上げます。

  • 家電や金属部分に触れたときのピリピリした刺激
  • コンセントやプラグの焦げ臭さと発熱
  • 雨の日や湿気の多い日だけ起きる不調
  • 説明のつかない電気代の上昇

それぞれについて以下で解説します。

家電や金属部分に触れるとピリピリする

洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、食器洗い機の金属部分に触れたときに感じる微弱な刺激は、漏電のサインとして非常に信頼度の高いものです。

機器の内部で漏れた電気が金属の外装まで届き、触れた人の体を通って地面へ流れているために起こります。

この現象が起きるかどうかを分けるのが、アース線の接続です。アース線は、漏れた電気を人体より抵抗の低い経路で地面へ逃がすために設けられています。

なお、この症状を確かめるために意図的に金属部分へ触れる行為は避けてください。

コンセントやプラグの焦げ臭さと発熱

4つの症状のうち、この症状だけは扱いが違います。焦げ臭さ、発熱、変色、煙のいずれかがある場合は、原因を調べる前に電気を止めてください

コンセントとプラグの隙間にほこりがたまり、そこに湿気が加わると微弱な電流が流れ始めます。

この電流が繰り返し流れることで周囲が炭になり、炭は電気を通すため、さらに電流が集中します。この悪循環をトラッキング現象と呼び、最終的に発火に至ります。

厄介なのは、この過程で流れる電流が小さく、漏電ブレーカーの作動する30ミリアンペアに届かない段階が長く続くことです。ブレーカーは静かなまま、壁の中では炭化が進んでいきます。

現場で焦げたコンセントを外すと、表面からはほとんど変化が見えないのに内部だけが進行しているケースを何度も見てきました。

異臭を感じた時点で、すでに相当な段階まで来ていると考えたほうが安全です。この症状があるときは、該当機器のプラグを抜き、ブレーカーを落として連絡してください。

雨の日や湿気の多い日だけ症状が出る

雨の日にだけブレーカーが落ちる、梅雨時期だけ調子が悪い、という訴えは漏電の典型的な現れ方です。

絶縁体はわずかな傷や隙間から水分を吸います。水は電気を通すため、湿ることで電気の通り道に変わります。

乾けば抵抗が戻り、症状は消えます。

発生しやすいのは次の箇所です。

  • 屋外コンセントの防水カバーの劣化部分
  • エアコンの配管が外壁を貫通している部分
  • 屋根裏や壁内で雨漏りの経路と配線が交差する箇所
  • 浴室やベランダの照明器具の内部

症状が出たり消えたりするため、天候が回復してから業者を呼ぶと現象が再現せず、原因を特定できません。

雨の日に落ちたという事実そのものが重要な手がかりになります。落ちた日付と天候を記録しておいてください。

電気代が急に上がったら漏電?

漏電を扱う記事の多くが、原因不明の電気代上昇を漏電のサインとして挙げています。私自身はこの現象を観測したことはありません。

計算すると、金額として現れないためです。

漏電ブレーカーが作動する境界の30ミリアンペアが、100Vの回路で24時間漏れ続けたと仮定します。

電力は100V×0.03A=3Wです。1か月では3W×24時間×30日=2.16kWhにとどまります。

電力量料金を1kWhあたり31円として計算すると、1か月あたりわずか約67円です。

通常の漏電では、桁が変わるほどの差は生じないのです。感電や火災につながる規模の漏電でも、電気代の変化は月々の変動に埋もれます

関連記事:「漏電したらどうなる?症状チェックから原因・修理まで徹底解説!

家庭や店舗で漏電が起きる原因は?

家庭や店舗で漏電が起きる原因は?

漏電の原因は、どこで絶縁が失われたかによって3つに分かれます。

  • 屋内配線やコンセントなど建物側の設備
  • 家電製品や設備機器
  • 建物の構造や設置環境

原因の見当がつけば、業者に伝える情報が具体的になり、調査にかかる時間も費用も抑えられます。それぞれについて以下で解説します。

屋内配線やコンセント側に原因があるケース

壁や天井の中を通る配線が原因になるパターンです。自分では確認できない場所で進行するため、発見が遅れます。

配線側で起きる主な原因は次のとおりです。

  • 絶縁被覆が熱と経年で硬化してひび割れる
  • 棚の取り付けや額縁のビスが壁内の配線を貫く
  • ネズミやハクビシンなどの小動物が配線をかじる
  • コンセント内部でトラッキング現象が進行する
  • 過去の増改築時の接続処理が不十分なまま残る

築年数との関係についてよく質問を受けますが、何年で必ず劣化するという線引きは存在しません。同じ築年数でも、直射日光の当たる屋根裏を通る配線と温度の安定した床下を通る配線では劣化の速度が大きく違います。

家電製品側に原因があるケース

家電の内部で漏電が起きるパターンです。3つの原因の中で、最も自力で特定しやすい種類です。

原因になりやすいのは、水を扱う機器と屋外に設置された機器です。

  • 洗濯機や食器洗い機の内部への水の侵入
  • 冷蔵庫の背面にたまった結露とほこり
  • エアコンの室外機の内部の腐食
  • 給湯器やエコキュートの制御基板の劣化
  • 電子レンジや炊飯器の蒸気による内部の湿気

家電が原因の場合、該当機器のプラグを抜けば症状は止まります。修理費用も配線工事より安く済み、買い替えという選択肢も取れます。

ただし、アース線が接続されていない状態では、家電の漏電がそのまま感電事故につながります。

漏電の有無にかかわらず、水まわりの家電のアース接続は確認しておいてください。

建物や設置環境に原因があるケース

建物そのものや周囲の環境が漏電を引き起こすパターンです。電気設備の交換だけでは解決しないため、対応が最も長引きます。

典型的なのは雨漏りです。屋根や外壁から入った水が屋根裏を伝い、配線の接続部に到達します。

この場合、配線を新しくしても雨漏りを止めなければ再発します。

店舗ではさらに条件が厳しくなります。厨房では蒸気と油分が常に舞い、天井裏の配線にも油の膜が付着します。

油分はほこりを吸着し、湿気を含んで絶縁を下げます。営業中は電気を止められないため、点検の機会を確保しにくい事情も重なります。

建物側の問題を先に手当てしなければ、同じ場所で何度でも再発します。調査に伺った際に雨漏りの痕跡が見つかったときは、電気工事レスキューセンターでは電気側の応急処置と並行して、建物側の対応が必要である旨を率直にお伝えしています。

関連記事:「漏電の原因は?放置厳禁!家庭の安全を守る確認方法・修理費用・予防策の完全ガイド

漏電が疑われるとき自分で確認する手順は?

漏電が疑われるとき自分で確認する手順は?

分電盤のスイッチ操作だけで、漏電している回路はかなりの精度で絞り込めます。ここでは次の順序で進めます。

  • 調べ始める前の安全条件の確認
  • 漏電している回路の特定
  • すぐに落ちてしまう場合の判断
  • 家電と配線の切り分け
  • 再現しない場合の考え方
  • 自分でやってはいけない作業の範囲

それぞれについて以下で解説します。

調べ始める前に確認したい3つの安全条件

次の3つのうち1つでも当てはまる場合、この先の手順を行わないでください。

  1. コンセントや家電から焦げ臭さ、発熱、変色、煙のいずれかがある
  2. 手や足元が濡れている、あるいは分電盤の周囲が濡れている
  3. 浸水や雨漏りで分電盤そのものに水がかかった

該当しない場合でも、手順に入る前に家族に声をかけてください。

作業中は家中の電気が一時的に止まります。デスクトップパソコンの作業中や、医療機器を使用している方がいる場合は事前に電源を落とす必要があります。

分電盤で漏電している回路を特定する3ステップ

手順は3つです。分電盤の扉を開けて、左から主幹ブレーカー、中央に漏電ブレーカー、右側に部屋ごとの安全ブレーカーが並んでいる構成を確認してください。

  1. 右側の安全ブレーカーをすべて下げて切の状態にする
  2. 中央の漏電ブレーカーを上げて入の状態に戻す
  3. 安全ブレーカーを端から1つずつ上げ、そのたびに数秒待つ

ブレーカーの向きが分からない場合は、レバーが上を向いていれば入、下を向いていれば切です。漏電ブレーカーには小さなテストボタンが付いているので、それが目印になります。

3つ目の手順を進めていくと、ある安全ブレーカーを上げた瞬間に漏電ブレーカーが落ちます。そのとき上げた安全ブレーカーの回路が漏電しています

分電盤にはブレーカーごとに台所、洋室、エアコンなどの表示があるので場所が分かります。

すべての安全ブレーカーを上げても漏電ブレーカーが落ちない場合、その時点では漏電が再現していません。

落ちた回路が判明したら、その安全ブレーカーは切ったままにして次に進みます。

漏電ブレーカーを上げた直後に落ちる場合の意味

安全ブレーカーをすべて切った状態で漏電ブレーカーを上げた(上記の手順2)のに、すぐに落ちてしまうことがあります。これは自力での調査範囲を超えたサインです。

安全ブレーカーがすべて切れていれば、各部屋への電気は遮断されています。それでも漏電が検知されるということは、漏電している箇所が安全ブレーカーより手前、つまり分電盤の内部か、電力量計から分電盤までをつなぐ幹線にあることを意味します。

この状態で復電を繰り返さないでください。幹線や分電盤内部は電気工事士の資格がなければ触れられない領域です。

この症状が出た場合は、分電盤の主幹ブレーカーを切った状態で連絡してください。

電気工事レスキューセンターでは24時間365日体制で受け付けており、夜間に発生したケースにも対応しています。

特定した回路で家電と屋内配線を切り分ける方法

漏電している回路が分かったら、次はその回路の家電が原因なのか、壁の中の配線が原因なのかを切り分けます。手順は次のとおりです。

  1. 特定した回路のコンセントから家電のプラグをすべて抜く
  2. その回路の安全ブレーカーを上げる
  3. 漏電ブレーカーが落ちなければ家電が原因と判断する
  4. 家電のプラグを1つずつ挿し直し、落ちたときの家電を特定する

プラグをすべて抜いた状態でも漏電ブレーカーが落ちるなら、原因は壁や天井の中の屋内配線です。この場合は自力での対応ができません。

天井の照明器具と換気扇、それに壁付けのインターホンなどはプラグではなく直接配線されているため、該当回路にこうした機器が含まれている場合、家電をすべて抜いても機器側の漏電が残ります。

原因の家電が特定できたら、その機器を使わずにブレーカーを上げ直せば、他の電気は通常どおり使えます。修理か買い替えかを落ち着いて検討する時間が生まれます。

漏電を放置するとどうなる?

漏電を放置するとどうなる?

漏電を放置した場合に何が起きるのかを、感電と火災の両面から具体的に整理します。

人体に危険が及ぶ漏れ電流の大きさ

感電がどの程度の電流で危険になるのかは、漏電ブレーカーの設計基準から読み取れます。

感電事故の防止を目的として設置する漏電遮断器は、高感度高速形と呼ばれる定格感度電流30ミリアンペア以下、動作時間0.1秒以内の製品を使うことが内線規程で定められています。

この数値は、人体に電流が流れ始めてから重大な事態に至るまでの猶予を踏まえて設定されたものです。

危険度を大きく左右するのが体の状態です。乾いた手で触れた場合と、入浴後や洗濯中に濡れた手で触れた場合では、人体の電気抵抗が数分の1まで下がります。

同じ漏電量でも、水まわりでは影響が跳ね上がります。

配線に起因する住宅火災の発生状況

電気に起因する火災の規模は、消防庁が公表している火災統計から確認できます。令和6年の集計によると、建物火災20,908件のうち出火原因の内訳は次のとおりです。

出火原因 件数 建物火災に占める割合
こんろ 2,637件 12.6%
電気機器 2,022件 9.7%
たばこ 1,705件 8.2%
配線器具 1,446件 6.9%
電灯電話等の配線 1,110件 5.3%
電気装置 461件 2.2%

電気に関係する4つの区分(上記表の太字部分)を合計すると5,039件となり、建物火災のおよそ4件に1件が電気に起因していることになります。

これらの件数すべてが漏電によるものではありません。統計上の出火原因は発火源の区分であり、漏電はその経過の1つです。

それでも、配線や配線器具という普段は意識されない部分が、こんろやストーブより多くの命を奪っている事実は変わりません。

漏電の調査や修理はどこに頼んでいくらかかる?

漏電の調査や修理はどこに頼んでいくらかかる?

漏電の調査は8,000円から15,000円程度、漏電改修や分電盤の工事は1,500円からが費用の出発点になります。実際の金額は原因の場所と工事の範囲で変わります。

電力会社と管理会社と電気工事店の役割の違い

漏電が起きたときに最も時間を無駄にするのが連絡先の選択です。3つの窓口には明確な役割分担があります。

連絡先 対応範囲 費用負担
一般送配電事業者 電柱から引込線と電力量計まで 事業者側の負担
管理会社や大家 賃貸物件の建物側の設備 原則として貸主の負担
電気工事店 分電盤から屋内の配線と器具 所有者または使用者の負担

関西電力送配電や東京電力パワーグリッドなどの一般送配電事業者が対応するのは、電力量計より外側です。家全体が停電していて分電盤のブレーカーがすべて入のままなら、送電側の問題であるため事業者へ連絡します。

分電盤より内側の漏電は対応範囲外です。

賃貸物件では、建物に元から付いている配線と設備は貸主の管理下にあります。自己判断で業者を手配すると費用の負担でもめるため、先に管理会社へ連絡してください

ただし、入居者が持ち込んだ家電が原因の場合、費用は入居者の負担になります。

持ち家と分譲マンションの専有部分は、電気工事店への直接依頼になります。

電気工事レスキューセンターは大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀を対応エリアとし、24時間365日で受け付けています

漏電調査にかかる費用の目安

漏電調査の費用は8,000円から15,000円程度が目安です。ここには現場での測定と原因箇所の特定までが含まれます。

修理費用は別途かかります。費用の内訳は次の3つに分かれます。

  • 現場までの出張費
  • 絶縁抵抗計やクランプメーターによる測定作業費
  • 原因箇所を絞り込むための調査時間

電気工事レスキューセンターでは出張見積りを無料で行っており、現場を確認したうえで提示した見積金額に納得いただけない場合、そのままお断りいただいてもキャンセル料はかかりません。

LINEで症状の写真や動画を送っていただければ、訪問前におおよその見通しをお伝えすることも可能です。

漏電ブレーカーや分電盤の交換費用の目安

修理の費用は原因の場所によって大きく変わります。電気工事レスキューセンターの料金では、漏電改修と分電盤工事が1,500円から、ブレーカー工事が5,000円から、照明機器工事が3,000円からと設定されています。

いずれも税込表示で、実際の金額は現場の状況を確認したうえで確定します。工事の種類ごとの一般的な考え方は次のとおりです。

工事の種類 作業の内容 費用が上がる条件
ブレーカー交換 劣化した漏電ブレーカーの取り替え 分電盤の型が古く適合品がない
コンセント交換 トラッキングで焦げた器具の取り替え 壁内の配線まで損傷が及んでいる
分電盤交換 分電盤本体の全面更新 回路数を増やす必要がある
配線の引き直し 損傷した屋内配線の交換 壁や天井の開口と復旧が必要

最も高額になるのは配線の引き直しです。壁の中の配線を交換するには内装の一部を開ける必要があり、電気工事に加えて内装の復旧費用が発生します。

距離が長いほど金額は上がります。。

逆に、原因が家電にあると判明した場合は電気工事そのものが不要です。この見極めができるかどうかで総額が数万円単位で変わるため、調査の精度が費用に直結します。

電気工事レスキューセンターでは、見積り提示後に見積外の追加金額が発生しない運用をとっています。支払い方法は現金、クレジットカード、振込に対応し、法人は請求書払いも可能です。

関連記事:「漏電の原因は?放置厳禁!家庭の安全を守る確認方法・修理費用・予防策の完全ガイド

依頼先を選ぶときに確認したいポイント

漏電の業者選びで見るべき軸は、有資格者の在籍、見積りの明確さ、対応スピードの3つに絞れます。この順序で確認すれば、業者ごとの違いが判断できます。

確認項目(優先順) チェック内容 確認すべき理由・リスク
有資格者の在籍
(必須)
施工担当者が「第一種」または「第二種」電気工事士の免状を保持しているか 法律上の必須要件
会社が事業者登録していても、訪問作業者が無資格の場合は施工不可
見積りの明確さ 出張費・調査費・作業費・部材費の内訳が明記されているか(キャンセル時の費用扱いも含む) 「一式表記」だと追加費用の妥当性が判断できず、トラブルの原因になるため
対応スピード 【緊急時(異臭・発熱)】即日対応が可能か
【通常時】相見積もりや比較検討の時間を確保できるか
危険度に応じて優先度が変動
急ぎでなければ地域密着店を含めてじっくり比較するのが合理的
+α. 賠償責任保険への加入 工事に伴う損害保険に加入しているか 壁の開口や作業中に、内装や家財を誤って損傷させてしまった場合のトラブルを防ぐため

電気工事レスキューセンターは第三者賠償責任保険に加入しており、自社スタッフが直接訪問することで中間マージンの発生しない体制をとっています。

まとめ

漏電を疑ったら、まず焦げ臭さと発熱の有無を確認してください。どちらもなければ、分電盤のスイッチ操作だけで原因の回路まで絞り込めます。

特定した回路の家電をすべて抜いて再テストすれば、家電が原因か壁の中の配線が原因かまで判断できます。

ここまでを済ませてから連絡すれば、調査にかかる時間も費用も抑えられます。

電気工事レスキューセンターは24時間365日受け付けています

出張見積りは無料で、提示した金額にご納得いただけなければお断りいただいて構いません。

第一種と第二種の電気工事士が直接伺い、調査から改修まで一貫して対応します。

分電盤の写真をLINEで送っていただくだけでも、状況の見通しをお伝えできます。

判断に迷ったら、まずはご連絡ください。

よくある質問

漏電ブレーカーが落ちていなければ漏電していないと考えていいですか?

そうとは限りません。住宅用の漏電ブレーカーは定格感度電流30ミリアンペア以下で作動するよう設計されている一方、法令上の許容漏えい電流は1ミリアンペア以下です。この間の範囲の漏電では、ブレーカーは作動しません。金属部分のピリつき、コンセントの焦げ臭さ、雨の日だけ起きる不調といった症状があるなら、ブレーカーが落ちていなくても確認する価値があります。

賃貸アパートで漏電が起きたら費用は誰が負担しますか?

原因の場所によって分かれます。建物に元から付いている配線や設備が原因なら、原則として貸主の負担です。入居者が持ち込んだ家電が原因なら入居者の負担になります。いずれの場合も、自己判断で業者を手配せず先に管理会社へ連絡してください。記事内の手順で家電か配線かを切り分けておくと、この判断がその場で進みます。

漏電の調査を頼んで原因が見つからなかった場合はどうなりますか?

湿度や特定の家電の運転にひもづく間欠的な漏電では、訪問時に症状が再現しないことがあります。この場合は各回路の絶縁抵抗を測定し、基準を下回っている回路がないかを数値で確認します。落ちた日時と天候、そのとき使っていた家電を記録しておいていただけると、測定すべき回路を絞り込めます。電気工事レスキューセンターでは出張見積りが無料のため、まず現場を見せていただく段階で費用は発生しません。

漏電した状態でそのまま一晩過ごしても大丈夫ですか?

焦げ臭さ、発熱、変色、煙のいずれかがあるなら、その回路の電気を止めたうえで朝を待ってください。いずれもない場合でも、漏電している回路の安全ブレーカーは切ったままにしておくのが安全です。他の回路の電気は通常どおり使えます。判断に迷う状態であれば、電気工事レスキューセンターは深夜も受け付けているため、電話で症状をお聞かせいただければ緊急性の判断をお手伝いします。

漏電の修理を頼む業者はどうやって選べばいいですか?

訪問する担当者が第一種または第二種電気工事士の免状を持っているか、見積りに出張費と調査費と作業費の内訳が示されているか、症状の緊急度に合った日程で来られるかの3点を確認してください。壁を開ける工事が想定される場合は、賠償責任保険への加入も確認しておくと安心です。電気工事レスキューセンターは有資格者が直接訪問し、第三者賠償責任保険に加入したうえで作業にあたっています。